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尾道までの道のりは電車の旅が面白い#2

広島到着して、まだ1泊しか(夜の広島しかしらない)経ってないのにすっかり広島に魅了されるわたし。 広島滞在2日目は、広島駅から電車で尾道(おのみち)へ向かう事にしました。

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広島駅から尾道へは、電車を乗り継いで1時間30分くらいだったような。途中「三原」駅というタコの駅で乗り換えです。 この三原という街はタコが名物らしい。ホームから出ることがなく残念だったのですが、駅がかわいいのでよしとしよう! f:id:capsule-travel:20161017105042j:plain

窓からは海が見え、穏やかな時間の流れる車両内。とっても素敵な時間♪と、思っていたのは束の間。 どこかの停車駅から、おじさんが乗り込んできた。
この方、今回の広島旅行で 忘れられない人物ランキング1位となる。

人もまばらで、車両内に私たち以外2,3人位しか乗っていなくかなり長閑に電車が進む中、友人と二人で迎え合わせの席に座っていると...。

? (ドカドカドカ!!ブツブツ...)

慌ただしく登場した誰かが、おもむろに私の隣の席に座ってきました。
席には余裕があるのに、何故わたしの隣に...!
他、空いてますよ?全然空いてますよ?と怯える。

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なんとなく危険を察知し、おじさんの方を振り向けずにいると、傘で通路を塞がれている事を視界の端っこで確認する。

Oh my God, they killed Kenny!
オーマイガー。なぜ私はこのような個性的な人を引き寄せるのでしょう。

降りる際には、あの傘のゲートを越えていかなければなりません。

左側から、おじさんの存在感をひしひしと感じていると(まだ振り向けない)、向かいに座る友達が笑っている。

わたし(振り向けない。窓ばかり見る)
おじさん 「なんだよ、○時○分かよ!どうしてだよ!おい、なんで○時○分なんだよ!(以下、ブツブツ・・・)」
友人(爆笑!)

この時起きていたことはこうだ。
おじさんはなんと、
私の左手につけていた腕時計に顔を寄せ時間を確認していたというではないか!
レベル高い!高すぎる!

更に、危険を察知し、窓の景色をスマホでカシャカシャ撮影していると、
おじさん 「そんな撮り方じゃとれねーよ!景色反対側だろ!(以下、ブツブツ・・・)」
友人ニヤニヤ止まらない。わたし戦慄。

そんなこんなでやる事なす事突っ込まれてた風のわたしですが、遂に降りる駅「尾道」が。
ここはもう、アピールするしかない!と、勇気をだして

わたし「あっ!次、尾道だよ!降りなきゃだね!(無駄に声を出す)」
そしておじさんチラ見してみると....、
めっちゃすぐそこに顔ある!
近い!近すぎる!
おじさん 「尾道行くのか!」
わたし「はい!」
おじさん 「ラーメン食えよ!」
わたし「はい!食べます!」
おじさん 「イベント終わってるからな!」(ちょっと前にあったらしい)
わたし「はい!残念です!」
おじさん 「おしっ!行ってこい!」

おじさんの傘のゲートが開き、なんとか通行手形をもらった気分!
思い返してみると、いいおじさんかもしれないと思いつつも、少しビクビクした時間でした。 無事に何事もなく(あったか。)最後はおじさんに最大限の笑顔でおじさんに手を振り下車!
f:id:capsule-travel:20161017175052j:plain とっても楽しい道中でした!
次回は尾道散策の様子をお伝えしまーす!

広島旅の続きはこちら↓

capsulers.hatenablog.com

前回までの広島はこちら↓

capsulers.hatenablog.com