バリ島旅行⑥「ケチャダンスの迫力に圧倒される」
バリ島滞在3日目。19:30からのケチャダンスを観覧するため、ウブド市街地へ。 ケチャダンスの会場は「PURA DALEM UBUD」。
ケチャダンスはどこでみたらいいのか、というのも、
ケチャダンスはバリ島の各所で観る事ができますが、商業的といいますか、エンターテイメント性に溢れているといいますか。
↓前回までのお話 goo.gl
本来のケチャダンスはどこでみるのがいいのか、というのが一番の悩みでした。
バリ島民のワヤンさん(前回の記事でお世話になった、ツアーガイドさん)に聞いてみたところ「ウブドのケチャダンスが見ごたえあるよ!」というおすすめをいただいたので「PURA DALEM UBUD」へやってまいりました。
ケチャ始まりの合図
開演30分前に会場入り。まだパラパラとしか人が集まっておらず、ど真ん中の一番前をゲットです!いい位置すぎる。
ビンタン飲みつつ時間を待っていると、松明で炎をつけに来る人が。
おぉ!はじまる!はじまるよ!これは始まりの合図だ!
辺りはすっかり夜。真っ暗闇の中、目の前の炎だけが明るい状態。そんな中、ケチャの男性たちがぞろぞろと100人程登場し、炎を囲むように立ちはだかりケチャの開始です。
ここで、ちょっと、今回みたケチャについて
ケチャとは男性による声の合唱で「サンヒャン」という儀式から生まれたもの。
ガムランの音色の中、物語を舞踏劇に変化させました。
今回のケチャは「クンバカルナの死」という物語を表現したものを見ることができました。
この物語に登場するラワナ王の魂が今もなおこの世に存在し人々の心の迷いや隙間に入り込んでくると信じられているようで、バリの人々は祈りと儀式を捧げます。
それでも悪い出来事があった時などは、神々に「サンヒャン」の踊り手がトランス状態に入る特別な儀式を捧げます。
これが今回みたケチャダンスです。
ケチャの舞踏の後は「サンヒャンジャラン」という馬の人形にまたがり、自ら荒馬となって火の上を走り回ります。
迫力あるケチャダンス
様々な場面に移り変わる目の前の舞台、100人の男性たちの声の合唱など、ケチャダンスの迫力に圧倒され、 あっという間に時間は過ぎていきました。 ケチャダンスは男性たちの一体感と体の微妙な揺れ。一度は観ておきたい素晴らしい世界です。
サンヒャンジャランのファイヤーダンス
ケチャの舞踏の後の「サンヒャンジャラン」は、目の前で火の上を、まさに、走り回り、火を蹴りまわり!大暴れです。
一番前の席だけに、何度も足元に火が飛んできて、うぉぉぉぉぉっ!と、私、興奮状態。
演目のあと、ファイヤーダンスをした踊り手の足は真っ黒くなっており、座り込んでました。 しばらく歩けなさそうな痛々しい状態。足大事にですよ!ほんとに!
公演が終わり
公演が終わっても先ほどまで見ていたケチャが忘れられず、
しばらくケチャを見よう見まねで再現していたほど(帰国後も)印象的な光景でした。
その後、ウブドの街をうろつき、ご飯を食べホテルへ帰宅。
すっかりウブドの楽しみ方もおぼえてきました。
さて、次回は「モンキーフォレスト」に。
モンキーたちの襲撃に合い、ビビリまくりです!